Sponsored Link
ちびまる子のエンディング曲でパフィーが歌って踊ることになったそうだ。
曲名は『すすめナンセンス』。
はい、曲名からして既に歌詞の内容が
?????
であることを確信させます。
果たして、この意味不明な歌詞に意図はあるのでしょうか。
調べてみたところ、クレージーキャッツがキーポイントのようです。
ちびまる子ちゃんのEDでPUFFYが踊る曲名は?
曲名は『すすめナンセンス』
今回パフィーが担当することになったちびまる子ちゃんのED(エンディング)は『すすめナンセンス』といった曲名となっています。
かつての大ブレイクしたエンディング曲『走れ正直者』を連想させるような曲タイトルです。
すすめナンセンスの作詞にあたって、原作者のさくらももこ(ちびまる子ちゃんの楽曲の歌詞のほとんどを手がける)は、
久しぶりに、ものすごくナンセンスな歌が作りたいと思ったんです。
http://www.oricon.co.jp/news/2098293/full/
とコメントしています。
つまり、ナンセンスな曲を作りたいと思ったから、曲名が『すすめナンセンス』になったと。
そのまんまですね(笑)。
さて、ちびまる子ちゃんのED(エンディング)曲といえば、最近でいうとサザンの桑田佳祐が歌ったことが話題になりました。
サザンの桑田がちびまる子に?
おおおおお~
と、私も感動したのを覚えています。
ただ、あの曲(100万年の幸せ!!)自体は、さくらももこが作る歌詞にしては真面目すぎた感がありました。
もちろん名曲であることには異論がなく、さくらももこも『桑田さんに歌ってもらえたことが幸せだった』とコメントしています。
しかし、やはりどこか原点回帰したいというか
踊るポンポコリンのように、もっとふざけたい!って気持ちがさくらももこの心の中にあったのかもしれません。
PUFFYが歌うと、多少意味不明な歌詞でも、かわいい雰囲気ががともなうので、今回のPUFFYのキャステングは正解だと思います。
PUFFY(パフィー)も困惑する摩訶不思議かつかわいい歌詞
PUFFYのゆるさとちびまる子のゆるさがマッチしてかわいい感じに
『すすめナンセンス』。この曲名通り、歌詞は意味不明です(たぶん)。
一つ一つの歌詞のフレーズは意味不明ですが、
走れ、のんき、近所、おじさん、
このあたりの単語がいかにもちびまる子ちゃんの楽曲っぽいというか、全体としてアニメの世界観を表していると思います。
追記:歌詞の詳細が判明しました↓↓(予想通り意味不明でした)
今回楽曲を担当するパフィーは、アジアの純真に代表されるように、風変わりでエキセントリックな曲を歌うことが多いユニットです。
しかし、そのパフィーですら…
今回は摩訶不思議+笑ってしまい歌えないというパンチありすぎの歌詞
http://www.oricon.co.jp/news/2098293/full/
と、さくらももこの書く歌詞のぶっ飛び具合に驚いているようです。
世間の声を聴いてみても、
意味は分からんけど何か好き!
という感想が多い。
なんとなく好きと思わせるところが才能なんでしょう。
姉「ちびまる子ちゃんのエンディングって音楽の法則がすべて含まれてて意味わかんない歌詞でも音楽的にきれいに聞こえるからいいよ」
— しらす (@EfUK8wAQfSl7HjO) May 20, 2018
いわゆるあれですな、
考えるな!感じろ!的なやつでしょう。
https://twitter.com/Ganet5207/status/998160513375715328
いつも不思議に思いますが、さくらももこって、どうしてあんな意味不明な歌詞ばかり作りたがるんでしょうかね。
ってことで、ちょこっと調べてみたのですが、
どうやら、さくらももこの作詞はクレージーキャッツに影響を受けているようです。
追記:下記のようなツイートを発見!
https://twitter.com/schlaf3373/status/937895586757410818
なんと、、
歌詞の中に原作初期の小ネタがつまってる!?
これは見逃せない情報。
濃いファンしか意味が解読できないよう、綿密に歌詞が作られている可能性が高いってことです。
さくらももこの歌詞に意味はある?
Sponsored Link
さくらももこの歌詞について、何か制作の方法や秘訣はあるのか調べてみましたが、具体的に作詞方法に対して答えているインタビューなどは見当たりませんでした。
ただしヒントはあって、それは何かというと、
さくらももこはクレージーキャッツの楽曲に影響を受けているということです。
(スーダラ節で有名なコミックバンドです)
どうやら、さくらももこは植木等や青島幸男に憧れてたみたいです。
どうりで、ピーヒャラ♪ピーヒャラ♪など、擬音の多用が多いわけです。
実は(私も知らなかったのですが)、
ちびまる子ちゃんの97話で、
あたしゃ植木等や青島幸男に憧れて踊るポンポコリンを作ったんだよ、
ということが作品の中で触れられています。
クレージーキャッツの曲といえば、サラリーマンの心情を歌うものが多いのが特徴で
世の中辛いことが多いかもしれないけど、難しいこと考えないで楽にいこうや~
みたいな感じの世界観を表現しています。
スーダラ節以外でいうと、こち亀の主題歌にもなった『だまって俺についてこい』も有名な楽曲で、
ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい
俺もないけど 心配すんな
みろよ青い空 白い雲
そのうちなんとかなるだろう
といったフレーズが有名です。
で、こうした目線で考えると、さくらももこの歌詞って、
一つ一つの言葉には意味はないけど、全体としては、
あたしもつらいことあるけど、でもできるだけラクに楽しくいこうよ~
といった、さくらももこなりの想いが歌詞に込められているのかなと考えました。
いってみれば、ちびまる子ちゃんの世界観って『子供版サラリーマン社会』ですからね。
クレージーキャッツの歌う世界とマッチするわけです。
ゆる~く伝えるためには、
読んで感心するよう歌詞ではダメだいうことです。
意味不明が正解!
なので、『すすめナンセンス』もそういった目線で歌詞の意味をとらえると見えてくる世界が違ってくるのではないでしょうか。
そして、ゆるさを表現するにはPUFFY(パフィー)の二人が適役ですから。
むしろ何で今までED曲を担当しなかったのか不思議なくらいです。
Sponsored Link